気まぐれブログ小説・恋ンランドリー・第六章

 

突然の大声に 今度は何事が起きたのかと

振り返った私の目に飛び込んできたものは・・・・

「こ これ!! この赤い財布のことじゃないんですか?」

飛び出してきた男の手に握られているのはなんと私の赤い財布!

「それです それ どこにあったんですか?」

「洗濯機のドラムの中ですよ!驚いたな 中身を確認してみてください」

震える手で財布を明けてみると やはり3万円は消えていた

が 幸いな事にカード類はそのままだった よかった・・・・

 それはまぎれもなく盗難の被害だったにもかかわらず

 その時の私はもはや 不幸中の幸い あげくの果てには

天の助けとも思わずにはいられない心境だった

そして この難関を見事切り抜けることができたのは

まぎれもなく 財布を見つけ出してくれた男・・ アララ) のおかげなのだと

パニックからやっと抜け出しつつあった私は そばにいた恩人に深々と頭を下げた

 「俺は何もしていないですから 使っていた洗濯機のとなりのドラムの中に

赤い財布がぽつんと転がっていたのにはびっくりしましたよ 

でもよかった現金だけで済んで ただし被害届けだけは出しておいたほうがいいですよ」

「わかりました 今からさっそく届けを出してきます 

一人だったらここまで冷静にはなれませんでした ありがとう」

「気をつけてくださいよ 田舎の人はみんないい人っていうイメージありますけど

あくまでもイメージだけのことですから 俺も田舎者には違いないけれど」

「田舎者?どこのご出身ですか?・・・・・あら 私さっきの男にも同じこと聞いたわ

隙だらけなのかしら私って ごめんなさい」

「ハハハ 確かに否定はできないかもしれませんね」

そしてその後私は近くの派出所へ

そして 男様は ふたたびジョギングしながら帰って行きましたとさ ???

!!!

あら?終わっちゃった・・・・ まずい

このままだとただの失敗談になってしまう

だから始めから私には恋物語は似合わないと・・・・・

いやいや ここで挫折するわけにはいきません

まだまだ登場してほしい人たちもいることだし

仕切りなおして

続く

 image

illustrated by Yoko

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この小説はブログ仲間 Yuko さんの実体験を基にsakautaが脚色を加えたものです

 登場人物及びストーリーはフィクションです

  第一章~第五章 をご覧になりたい方は

カテゴリ ブログ小説をクリックしてください

 

 

 

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気まぐれブログ小説・恋ンランドリー・第六章」への13件のフィードバック

  1. 由気 より:

    ショッピングセンターのATMで引き出したお金を取り出すのを忘れてカードだけ取って、5mほど離れて、あっと気づいて戻ったらお金がなかった。
    5mだよ、5m! すぐに、そこから50mほどの場所にある銀行に行ってお金が届けられていないか聞いたら、届けられてなかった。
    忘れ物だ、届けよう、ということなら、私より先にお金が届いていてしかるべきだから、やられた、持ち逃げされた、と思った。
    それから10分ほど後、館内アナウンスで呼び出しがかかった。銀行へ行くと、お金が届けられていた。
    喜んだのはもちろんだけど、このタイムラグは何? と疑問が残った。6年前の話。

  2. uta より:

    由気ちゃん、そんなことがあったんだ!!
    よく商品を買ってお金払って、何も持たないで帰りそうになることはあるけれどね。
    どちたかというと、お金だけ持ってキャッシュカード忘れるっていうケースのほうが
    多いような気もするけどな。由気ちゃんって欲がないってこと?
    その届け出た人は置き忘れた現金をすぐ届けようとは思ったけれど、前の日に食べた
    しめ鯖のせいで急に腹痛がおきてトイレに何度も行かなければならなかった。
    やっと治まった時点で届けたからそういう時間差が生じたんだよ。
    これで疑問が解けたに違いない。あと何か疑問ある?私が解明して差し上げますぜ!
     

  3. 由気 より:

    さすが、uta様! 鋭い!
    そうよね、きっとそう。だって、お金を届け出た人は、ATMの順番を待って私の後ろにいた人なんだから、
    自分の用事をそこでしているはずなのに、そのぐらいの時間しかたっていなかったのに、もうそこにいなかった、
    せっかく並んで自分の順番が来たのに用事を済ませずにそこを離れたのだから、
    ピーッ、ゴロゴロ、って来たんだよね(^ー^)、そうに違いない!

  4. ショコラ果歩 より:

    こんにちは。(^-^)
    ずっと、記事をさかのぼって読んでましたー。(*^_^*)
     
    こうゆう展開になってきたんだー。この続きも楽しみです!!
    sakautaさんの小説の主人公や脇役(?)をリアルに想像しつつ
    読み進めているので、おもしろいんです。(,笑
     
    最近、調子悪くって、なんかパッとしていないんですが(汗
    今朝、sakautaさんがわたしのブログにコメントしてくれた
    優しい言葉にうれしくって、こちらにだけ、お邪魔しました。(*^_^*)
    ありがとうございます。
     
    元気になる日もあるんだから・・・って信じて、なんとか乗り切らねば。。。
    sakautaさんも、よい午後を!

  5. Yuko より:

    ああ、よかった、終わりじゃなくて。
    恋ってタイトルつけちゃったんだから、何としてでも「恋」物語にしてよね。 
    楽しみにしてる。

  6. uta より:

    由気ちゃん、もうひとついい?
    ATMに放置されていた現金、あたりを見回してすかさず失敬。
    しばらく心臓がドキドキ。早く使ってしまおうか、どうしようかと迷う。
    しかし、思い出した!あそこにはしっかり監視カメラが内蔵されていたことを。
    ということは、いつかは判明してしまう。ショッピングセンターを4周してから
    銀行に届けた。こっちのほうが可能性はありそうな・・・。

  7. uta より:

    果歩ちゃん、コメントありがとうね。
    あさってはブログ小説の最終回。見てね!!
    信じるものは救われたいよね!!

  8. uta より:

    Yukoさん、く、苦しい・・・。
    どうやって恋に持ち込むか・・・。
    私、映画でも恋愛ものに興味がないの。
    それなのに恋ンなんてなんでおもいついたのか?あの記事読んですぐ出てきてしまったから
    しょうがない。なんとかうまくまとめます。
    そっちも道路のもめごとうまくまとめてね。
     

  9. お花 より:

    とりあえずよかった・・終わりでなくて・・毎朝の楽しみ続けてください!!
    何年かまえに主人が定期券を使い・・乗り越しの精算をし定期券を
    そのままにして帰宅したことがあった・・6ヶ月分まだ購入したばかりだった・・
    でなかったら、自己負担十数万円・・覚悟はしたが・・翌朝、駅で問い合わせたら届けられていた・・
    すごくうれしかった・・世の中捨てたもんでもないなーと・・・実感!!
     

  10. uta より:

    お花ちゃん、そういう時って感動するよね。
    失敗しなければ普通に問題なんかなかったわけなんだけれど。
    そういうことからすれば失敗もときにはいいことになるってことかな?
    見つかればの話だけれどね。
    ブログ小説は次回が最終回です。またそのうち誰かの体験を脚色しますよ。
    みんなかなりおもしろい体験していることがわかってきたからね。
     

  11. あおちゃん より:

    なるほど、こういう展開でしたか! 
    魔の数十秒の間に、犯人がどのようにしてお金を抜きとったのか
    色々考えてしまいました。
    で、いよいよ恋ンですね♪
    今、コイン入れたとこですね♪
    どういうふうにドラムがまわるんだァー、楽しみ~♪

  12. uta より:

    あおちゃん、読んでくれてありがとう。
    初めての試みでしかも恋物語はかなり冒険なんだけれど
    時にはこんなこともおもしろいかと。
    あおちゃんの恋物語のほうがもっと劇的なのでは・・・。
    ついでに生駒の寅の恋物語・・・・内緒で教えてください。

  13. あおちゃん より:

    僕もコインランドリ-にまつわるエピソードを思い出しました。
    恋ンランドリーのスピンオフ版、、、というには内容がベッタベタすぎますが、
    最後にちょっとだけいい話があります。暇な時にでも読んでください^^

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