抱陽

何が何でも行こうと思った

産直で赤い小菊と小ぶりな葉ボタンを買う

午後三時 山の温度計は6度 

日暮れ前でよかった

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石に反射した太陽光線におもわず手を合わせる

コチコチの私の背中に滲み入るそのぬくもり

穏やかなひと時

母が私にくださった

とっておきの誕生陽

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22の人

22という数字が大好きで

銀行の暗証番号も危険承知でずっとその番号のままだった

元気でいてくれたとしたら

きょうで85歳

おかあさん

ずっと心の中で生き続けている

おかあさん

誕生日おめでとう

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パッチ・ワクワク

母の遺品である作りかけの花びらと残り布を利用して作った

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20センチ角のパッチワーク

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1月に東京ドームで開催される国際キルトフェスティバルの

パートナーシップキルト部門に応募した

そして数日前そのキルトが組み込まれている番号通知のハガキが届いた

19番

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応募は今回で二度目

私にとって前回とはまた別の意味を持つこの試み

『あった!』

見つけた時のあの感動ふたたび

来年のワクワク第一号決定

Yukoさん 何番だったのかな

顕示先生

目的地は花巻市博物館

同じ敷地内にある宮沢賢治の童話村も一緒に見学する

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通路の壁画 賢治のイメージかな

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門をくぐり抜けると点在する建造物が目に飛びこんでくる

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『賢治の野草園』に続く小道

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岩手を代表する作家宮沢賢治の

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テーマパークか

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これが賢治の世界・・・

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丘の上に建つ何棟ものログハウス

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星の棟

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森の動物たちの棟

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その他いろいろ

それにしても

まったくワクワクしないのはなぜだろう

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賢治の詩にでてくる獅子踊りからも太鼓の音が聞こえてこない

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広大な自然と整備された中庭

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だがどこか居心地が悪い

想像力が働かない

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もっと素朴でやぼったい

それが私の抱く賢治の世界

目に見えるものとは別の世界だ

例えば

父が読みあげる岩手訛の賢治の詩 耳から

栗拾いでイガの上に尻もちを着き泣きわめいた山の斜面 身体から

自転車の前座席に乗って父と何度も通った古本屋で

表紙の取れた古い絵本を買ってもらい胸に抱いて帰った時のワクワク感

父の布団にもぐり込み思いつきの話をせがむ時のムズムズ感 心の奥底から

賢治の生き方そして作品の数々をこよなく愛した父は普段の生活の中で

私に空想と想像の世界を伝授してくれていたのに違いない

博物館の催し物は宮沢賢治没後80年記念

「藤城清治光のファンタジー」

連休中で人が多くまた展示作品の数に対して展示会場が狭いこともあり

素晴らしい作品の数々を堪能するまでに至らなかったことが残念でならない

母は氏の作品が好きだった

本の中の一ページに小人達の影絵そして母の歌声がそこに重なり合う

♪森の木陰でドンジャラホイ シャンシャン手拍子足拍子 

太鼓叩いて笛吹いて 今夜は楽しい夢の国

 小人さんが揃ってにぎやかに あ ホーイホーイのドンジャラホイ♪

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記憶は褪せることなくモクモクワクワクとかたちを変えながら人の心の中で生き続ける

見えないものにこそ真実がある

 帰り道の空がこの日の大いなる気付きを物語っているような気がした

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母・ノコス・モス

中学時代に毎日通った川沿いの道

周りの風景は大分変ってしまったけれど

道なりは今もそのまま

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時々散歩で通る歩道橋

もう少し上流のあたりに4年間暮らした家があった

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体の弱かった母は人一倍やさしい心の持ち主だった

少女のように可憐な人だった

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やさしい笑顔を絶やさなかった

自分の幸せより娘の幸せをいつも願っていた

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母は

そう

こんな透き通った色の人だった

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30年も前に母が作ってくれた大判のナプキンには

ワンポイント刺繍と私の名前

受け取った日がついきのうのように思える

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廊下の片隅に

またひとつ母のぬくもり

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赤の旋律

夕方友のAちゃんがひょっこりやってきた

といっても携帯から電話をしたらしいのだけれど私は作曲中でまったく気付かず

ふいの訪問者にこんがらかりの頭にすーっと風吹き抜ける

さらに手作りのおみやげの鮮やかな色に感嘆

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今頃イチゴが採れるとは目面しい

ラベルを見ると『ペチカ』(?)

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真っ赤な火の子がはじけるあのペチカをイメージしたのかな

目の覚めるようなその赤を光にかざしてみる

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幼いころ冬になると母がよく歌ってくれた童謡『ペチカ』

それだけで温まったそれはそれはやさしい想い出

Aちゃんありがとう 作曲に火が付いた!

東京ドリーム

毎年一月に東京ドームで開かれる国際キルトフェスティバル

その中にNHKおしゃれ工房が主催するパートナーシップキルト部門があり

2009年私も始めて参加しました

テーマは『ティータイム』

何度も参加しているブログ仲間のYukoさんからの情報がきっかけでした

実際に行った時の会場の様子

ものすごい数のキルトが展示されています

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パートナーシップキルトは相当数あるというのに

なんとYUKOさんと私の作品が同じ組になりそれはそれは驚いたのなんのって

(上がYukoさん下が私)

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そして今年

二度目の応募を決意

母が残した端切れを蘇えらせたかったことが一番の理由です

テーマは『花』

図案を考えて寸法を出し布を裁断

何かヒントになるものはないかと遺品の裁縫箱を開けてみると

未完成の花びらが4枚ひっそりと収まっていました

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その針目にぬくもりがまだ残っているようでおもわず

おかあさん

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母愛用小型アイロンも威力を発揮してくれました

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そしてこれが完成した共同作品

I miss you mam

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来年のフェスティバルでの再会がとてもとても楽しみです