空迷路

次から次に舞い落ちるハナミズキの葉と毎日追いかけっこ

2013_1106_095320-P1280112

でももう残りわずか

2013_1105_090540-P1280101

澄んだ青とハナミズキの葉の乾いた赤のコントラストがたまらなく好き

小さな粒々は来年の花芽

2013_1105_090705-P1280102

私が木を見上げている

木が私を見降ろしている

2013_1105_090746-P1280104

『どっちも言えてます・・・ね』

ひなたぼっこの植木鉢が

足元でプヮ~と欠伸した

2013_1106_103511-P1280114

広告

整日

もしかしたら 今なら見られるかもしれない

午後4時過ぎふと思い立ち車で30分ほどの場所

市内を一望できる岩山展望台へと車を走らせる

岩手山は灰オレンジのベールに包まれ

2013_1014_155045-P1270446

太陽は沈みゆく前の放熱を開始したばかり

2013_1014_155203-P1270450

姫神山は薄紫が一番似合う色だと誰もが思うような瞬間に居た

2013_1014_155621-P1270453

オレンジ色が濃くなり始めると

2013_1014_155726-P1270454

少しずつ人が集まってきた

2013_1014_155941-P1270459

そこから一番高い所にあるもうひとつの展望台に移動する

螺旋階段の途中から見る景色はまるで屏風絵だ

2013_1014_160843-P1270464

すでに一人のカメラマンがベストショットを狙っている

2013_1014_161038-P1270467

岩手山 もっともっとオレンジ色になれ!

2013_1014_161155-P1270468

ほんの少し目線をずらした空はすでに見事なグラデーション

カメラマンの輪郭が切り絵に見えてくる

2013_1014_161325-P1270469

人も植物も電灯も錆びたフェンスも色彩を失うほどの強烈な空

タカンタカン 誰かが鉄の階段を上ってくる音がする 

2013_1014_161745-P1270472

中央の避雷針が高らかに宣言する

2013_1014_161846-P1270474

『本日の岩手山はただ今がピークである!』

2013_1014_161913-P1270475

だとしたら主役はこちらなのか?

2013_1014_162055-P1270481

木の真下にいつの間にかもう一人カメラマン

え・・・いったいどれが誰が何が・・・どっちがどうなんだ

2013_1014_162029-P1270479

人がまた集まってきた

2013_1014_162156-P1270483

もはや岩手山の方角を見ている人は誰もいない

避雷針のおせっかいめ

2013_1014_162219-P1270484

若者三人が歓声を上げながら太陽にカメラを向ける

2013_1014_162252-P1270487

いつの間にか岩手山や太陽よりも人達の動きに釘付けになっている自分がいる

2013_1014_162317-P1270489

偶然にもこの場所に集まった見知らぬ人達が同じ方角をただじっと見続けている

これこそが私の最大の収穫に違いない

2013_1014_162426-P1270496

陽が沈むすれすれの空がほんの一瞬明るくなったような気がした

2013_1014_162456-P1270499

「ロウソクの火は消える前のその一瞬が一番明るくなるのだよ」

農民画家神田日照が病の床で妻に語ったという言葉が脳裏に浮かんだ

2013_1014_162520-P1270503

そして終演を受け継ぐかのように

遠くの空に旅客機の筋がスゥ

またとないタイミングで

2013_1014_162548-P1270507

しばらく立ちつくしていた身体は冷えていて当然なはずなのになぜかポッカと温かく

オレンジ光線を貯めこんだ愛用のカメラもわずかに熱を帯びているように感じた

あぁ なんと深く滲み入る時の中に私は居合わせたことだろう

沈まぬ態様

ふと気付いたら

空が燃えていた

2013_1004_170054-P1270315

修正でも加えたかのようなその色彩

あぁこんな空を背景に岩手山を撮ることができたらな

今から駆け付けてももはや遅し

2013_1004_170408-P1270319

振り向いた隣家の窓の薄紫が後ろ髪引く

2013_1004_170137-P1270318

丁度その頃友のAちゃんが

またとない岩手山をキャッチしていた

1004-11m

これこれ!これなんだよ!!

1004-16-2m

同じ時間カメラを空に向けていたAちゃんと私は

カメラ目・バタバタ属やね

手品詩

秋の夕暮れ魔法の時間

はなみずきちゃんと敬子ちゃんの体温36度

2013_0918_163343-P1260868

揺り椅子のユラッ

2013_0918_163543-P1260873

カーテンの黄金の滲み

2013_0918_163746-P1260878

ガッツ君の分身の術

2013_0918_163937-P1260884

参りました

Entertainer SUN

2013_0918_164128-P1260887

マタコンド

空のカタコンベより

あの方 この方

2013_0906_105039-P1260546

いらっしゃいませ 

怒って 笑って ぼやいて 泣いて

2013_0906_105011-P1260544

この時とばかり 我も我もと

2013_0906_105237-P1260549

聞き上手の私ですのに

2013_0906_104909-P1260542

ご一同様一瞬の風にさらわれて

2013_0906_105157-P1260547

隔の扉にシュルシュルと吸い込まれてしまわれた

2013_0910_115518-P1260662